祇園辻利が手掛ける東山の和カフェ茶寮都路里（つじり）高台寺店で練乳抹茶ソース付き抹茶ソフトクリームを堪能

ひんやりスイーツが恋しくなる季節が到来しました。そこで今日は東山にある和カフェ『茶寮都路里』の高台寺店で抹茶ソフトクリームを楽しむことに！その前に、八坂神社で催される『みやび会お千度』を見学することにしました。みやび会お千度とは、祇園甲部の芸舞妓さん達が芸の上達の祈願をする行事です。行事開始前の境内には急ぎ足で本殿へと向かう芸舞妓さん達の姿が・・・。

本殿の中に芸舞妓さん達が入り、ご祈祷が始まりました。大勢の見物客が本殿を取り囲むように集まり、うっすらと見える本殿内部の様子を見守っていました。京都は祇園祭の真最中！観光客の姿も多く見受けられました。

みやび会お千度は祇園甲部の芸舞妓さん達が一堂に会する機会。しかも、おそろいの浴衣を着た姿が見られるとあって注目度抜群です！本堂脇には報道メディアの方々の姿も・・・。みやび会お千度は京都の夏の風物詩のひとつで、毎年7月の上旬に行われます。

30分ほどでご祈祷が終わり、芸舞妓さん達が本殿の中から出てきました。みやび会のお千度で着る浴衣の柄は毎年変わり、その柄も注目されるポイント・・・。今年は可愛らしい団扇の柄でした！

本来であればご祈祷後に八坂神社の南楼門のところでみやび会の集合写真撮影がありますが、今年は南楼門が改修工事中ということで撮影は無いとの情報が・・・。撮影の様子を楽しみにしていただけに少し残念でしたが、帰ってゆく浴衣姿の芸舞妓さん達を間近で見られただけでも十分でした。

八坂神社を出て、下河原通り、石塀小路を通って茶寮都路里高台寺店へと向かうことにしました。京都特有の蒸し暑い気候でしたが、この後のひんやりスイーツタイムのことを思うと元気が出ました！

下河原通りから石塀小路に入ると、そこはひっそりと静かな石畳の道・・・。石塀小路沿いには高級料亭などが建ち並び、なんとも京都らしい風情が漂います。

石塀小路から茶寮都路里高台寺店への近道である小路に入りました。この小路は『ねねの小径』（ねねのこみち）と呼ばれ、高台寺の塔頭のひとつ、圓徳院（えんとくいん）の境内へと続いています。圓徳院の境内にはカフェやギャラリーなどが集結したゾーン『京・洛市ねね』があり、その中に茶寮都路里高台寺店があります。

ねねの小径を通り、圓徳院境内に入りました。境内には京・洛市ねねの他にも三面大黒天や歌仙堂などがあります。平日のお昼前だったためか境内に人は少なく、とても静かでした。

京・洛市ねねの1階にある茶寮都路里高台寺店はお店の外にテイクアウト専用コーナーが、そして店内にカフェスペースがあります。京都で人気の観光エリア、東山にあるとあって多くの観光客が訪れるお店です。茶寮都路里は宇治茶の老舗『祇園辻利』が手掛ける和カフェで、京都らしい抹茶スイーツなどが楽しめます。

今日のお目当てである抹茶ソフトクリームは外のテイクアウト専用コーナーで販売されています。シンプルな抹茶ソフトクリームもありますが、今日はお店のポスターにもあった練乳抹茶ソースがかかった抹茶ソフトクリームを選ぶことにしました。なお、テイクアウトコーナーには抹茶ソフトクリームの他にもグリーンティーや煎茶などのメニューがあります。さすが宇治茶の老舗ですね！

濃厚で抹茶の風味いっぱいの抹茶ソフトクリームにさらに濃厚な練乳抹茶ソースがかかり、抹茶スイーツ好きにはたまらない一品！抹茶のほろ苦さ、うまみを存分に味わえます。お店の外にはベンチも用意され、そこに座ってからあっという間に完食！火照った体をおいしくクールダウンできました。

お店のある圓徳院境内からねねの道にすぐ出ることができます。ねねの道側の出入り口は瓦屋根の門構えとなっており、いかにもお寺らしい雰囲気！ここからすぐのところに高台寺があります。

ねねの道を歩き、その後カフェや和雑貨のお店などが建ち並ぶ東山界隈を散策してから帰ることに・・・。時折通る人力車は歴史ある京都の街並みによく似合います！人力車が石畳の道の向こうに去っていくのを見届け、東山界隈をあとにしました。

京都スイーツの代表格、抹茶ソフトクリーム。特に茶寮都路里の抹茶ソフトクリームは宇治茶の老舗祇園辻利が手掛けているだけあり、濃厚で格別のおいしさ！茶寮都路里高台寺店周辺には観光スポットがたくさんありますので、京都観光と合わせてぜひ味わってみてください。なお、高台寺店の他にも京都市内には祇園本店、京都伊勢丹店があります。

【茶寮都路里高台寺店】
住所：京都市東山区高台寺下河原町530京・洛市ねね1F
電話：075-541-1228
時間：11:00～18:00
休み：不定休
交通：京都市バス東山安井バス停徒歩10分