京都スイーツ探訪(公式ブログ)

京都で人気のおすすめスイーツ(和菓子含む)を連日ご紹介中!

京阪宇治駅近くにある通圓の茶房(和カフェ)の抹茶クリームあんみつは本格的な絶品京スイーツ

 

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京阪宇治駅からすぐ近く、宇治川に架かる宇治橋の東詰めに創業永暦元年(1160年)、平安時代からの歴史を持つ宇治茶の老舗『通圓』があります。その通圓に併設されている茶房(和カフェ)の抹茶クリームあんみつを求めて宇治へと足を運びました。お店はいかにもお茶屋さんという雰囲気の趣ある店構えで、お茶の本場宇治の風景にぴったりと溶け込んでいます。通圓は日本で一番古いお茶屋さん。

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通圓の店内にはお茶だけでもたくさん種類が揃っています。また抹茶を使用したスイーツもたくさん販売もされているので、お茶とスイーツをセットにしてお土産にするのも良いですね!宇治茶の老舗というと敷居が高いイメージがありますが、とても入りやすいお店です。

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お茶の販売コーナーと茶房はつながっています。しっとりと落ち着いた店内はいかにも昔ながらの甘味処という雰囲気で、平日にもかかわらず店内は常にお客さんでいっぱいでした。

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窓際の席は宇治川に面しており、雄大な宇治川の流れを眺めながら抹茶スイーツを楽しむことができます。宇治川周辺は自然が豊かで世界遺産の平等院など見どころもいっぱいあります。通圓の茶房は川沿いの散策の休憩の際にぴったりです!

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メニューは茶だんごの他、抹茶パフェなどの抹茶スイーツが種類豊富に揃っています。さすがお茶の本場宇治のお店ですね!お目当ての抹茶クリームあんみつは、かける蜜が黒みつ、白みつ、抹茶みつの三種類から選べますが通圓は宇治茶のお店ということで抹茶みつを選び、楽しみに待つことに・・・。

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抹茶クリームあんみつが運ばれてきました。抹茶アイスクリームや白玉だんご、寒天などが器いっぱいに入っていてボリューム感いっぱい!彩りも綺麗です。別添えの抹茶みつはサラリと口当たりがなめらかで、あんみつにかけると一層抹茶の風味が増します。抹茶アイスクリームが入っているので白みつや黒みつを選んでも抹茶の味わいを楽しむことができ、まさに宇治らしい絶品抹茶スイーツです!

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お店を出た後は宇治橋を渡り、宇治では有名な縣神社(あがたじんじゃ)へと向かうことにしました。宇治橋は大化2年(646年)に架けられた日本最古の橋といわれています。洪水で流されたりする度に架け替えられ、現在の宇治橋は平成8年に完成したものです。宇治橋から見る宇治川や周辺の自然は四季を通じて美しく、絶好の写真スポットとなっています!

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宇治橋の西詰めの付近で縣神社へと向かう参道と平等院へと向かう参道とに分かれています。大きな鳥居が建てられている方が縣神社の参道です。こちらの参道を通る前に、平等院の参道の方を少し歩いてみることにしました。

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平等院の参道には宇治茶のお店や飲食店、和雑貨のお店等がたくさん建ち並び多くの人で賑わっていました。平等院の鳳凰堂は約2年の歳月をかけて改修工事が行われ、平成26年(2014年)に改修が完了しました。創建当時のように色鮮やかによみがえった鳳凰堂も必見です!

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平等院の参道から引き返し縣神社の参道を通って縣神社へと向かいました。宇治橋西詰めから歩くこと約5分、縣神社に到着です。永承7年(1052年)、平等院の鎮守社として藤原頼道によって創建されたとされています。御祭神は木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)で縁結びにご利益があるとされています。この縣神社では毎年6月5日、深夜から翌日の未明にかけて暗闇の奇祭と呼ばれる縣祭りが行われ、梵天神輿が宇治の街を練り歩きます。

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本殿の前には大きな早咲きの枝垂れ桜があり、ちょうど見頃を迎えていました。誰もいない静かな境内で美しい桜を独占!しばらくの間、桜を楽しみました。『桜』という名前は縣神社の御祭神の木花開耶姫命の『さくや』がなまったものという説もあるそうです。

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縣神社を出た後は、宇治川沿いの散策路であるあじろぎの道を歩いてみました。川沿いの桜はまだほとんどがつぼみでしたが、もう間もなく満開に咲きほこることでしょう。とても楽しみです!

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宇治には昔からお茶屋さん(茶商問屋)がたくさん建ち並び、お茶の文化が発展してきました。通圓をはじめ歴史ある宇治茶の老舗が甘味処をたくさん展開しています。お茶の本場宇治で京都スイーツの代表格とも言える抹茶スイーツをぜひ味わってみてください。その奥深い味わいはお茶の魅力を再認識させてくれることでしょう。宇治は京都市内からのアクセスも良好です!

【通圓宇治本店】
住所:宇治市宇治東内1
電話:0774-21-2243
時間:9:30~17:30
休み:無休
交通:京阪宇治駅徒歩2分、JR宇治駅徒歩10分

 - あんみつ

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