長岡京市にあるおかき専門店の小倉山荘本店で期間限定の秋詠みあんみつを堪能

京都府南西部にある長岡京市。そこにはおかきやあられ専門店『小倉山荘』の本店があります。本店に併設されているカフェ『小倉山荘カフェ』に秋の期間限定のあんみつがあるというので行ってみることにしました。カフェの近くには学問の神様で知られる菅原道真公をまつる長岡天満宮があるので、先に立ち寄ることにしました。

本殿にお参りした後は境内を散策してみました。境内には八条ケ池という大きな池があり、その池を囲むように霧島ツツジがたくさん植えられており、5月には池の周りは真っ赤に染まります。

またその池のほとりには、たけのこ料理の老舗『錦水亭』（きんすいてい）があります。池に浮かぶように建てられた様子からは、とても風雅な雰囲気が漂います。池を眺めながらのたけのこ料理はさぞかしおいしいことでしょう。

長岡天満宮を後にして、今日の目的地である小倉山荘内の『小倉山荘カフェ』へと向かいました。長岡天満宮からは車で10分ほどです。お店の門構えは大きく、とても落ち着いた、和の雰囲気が素敵でした。

そしていよいよカフェ店内へ。大きなガラス張りの窓からは平安情緒を再現したという庭が楽しめるようになっていました。自然光が入ってくる店内は明るく清潔感があり、店員さんの笑顔もとてもさわやかでした。

今日のお目当ての、秋の期間限定『秋詠みあんみつ（月さやか）』を注文。メニュー表も和の雰囲気で高級感を感じました。そして、おかき専門店の手掛けるあんみつを楽しみに待つことに。

運ばれてきたあんみつを見てまず感じたことは彩りのきれいさでした。秋らしい彩りで、まずは見た目で楽しめました。そしてあんみつに乗った秋の果物や栗あんなど、秋の味覚を堪能できました！おかき専門店というだけあり、お口直しにはおかきが添えられていました。適度な塩気がお口直しに最適です！

あんみつを堪能した後は、店内でおかきなどの商品を見て周りました。広く大きな店内には豊富な商品が並んでいました。おかきが好きな人には選ぶのに迷ってしまいそうなくらいです。

それから、先ほどカフェ内から見ていた庭を散策しました。庭には池があり、そこには小さな鯉がたくさん泳いでいました。庭は静かで緑が綺麗で、おいしいあんみつを食べた後の余韻に浸ることができました。

その庭に隣接するように本店別館があり、小倉山荘が手掛ける和と洋のブランド『明月菓寮』（1階）と『小倉山荘　リ・オ・ショコラ』（2階）の店舗が入っています。まずは1階の明月菓寮から入ってみました。どら焼きやわらび餅など、和菓子が種類豊富に並んでいました。

次に2階にある『小倉山荘　リ・オ・ショコラ』へ。小倉山荘はおかきの専門店というだけあり、おかきにチョコレートがコーティングされたお菓子などがあり、斬新な印象がありました。

京都市内以外にも京都にはおいしい甘味をいただけるところがたくさんあります。観光客が京都市内に比べると比較的少なく、ゆっくりと静かに甘味を味わえるかもしれません。小倉山荘本店の近隣には寺社仏閣もたくさんありますので、参拝と合わせてぜひ訪れてみてください。