京都伊勢丹にある茶寮都路里の都路里パフェ（抹茶）は京都らしさが凝縮したレベルの高い京スイーツ

12月に入ると古都京都も一気にクリスマスモードに突入します。旅の玄関口・京都駅ビルの大階段の近くには綺麗なイルミネーションに彩られた高さ22メートルもの大きなクリスマスツリーが置かれます。ツリーのまわりにはカップルや家族連れ、海外からの観光客も集まり写真におさめ、ツリーに見入っていました。

京都駅ビルはホテルや百貨店のジェイアール京都伊勢丹などが入っている複合商業施設です。その京都伊勢丹の6階に京都で大人気の甘味処である『茶寮都路里』の京都伊勢丹店があります。祇園にある本店は連日行列ができるほどの人気で、京都伊勢丹店も行列ができていることも多いのですが、平日の夕刻だったためか人が少なかったので入ってみることにしました。茶寮都路里は宇治茶の老舗である祇園辻利が展開する甘味処（カフェ）です。

店内は席数も多く奥行きがあり、窓側に面した席からは京都タワーなど駅前の景色が楽しめます。甘味処というと夕刻に閉店（クローズ）してしまうお店も多いですが、ここ京都伊勢丹店は百貨店の中にあるというだけあり夜の8時まで営業しています。一日京都観光を楽しんだ後でも入れるのが良いですね！レジ前には様々な種類のお茶や抹茶を使用したスイーツが販売されていて、お土産に喜ばれそうなものもたくさん揃っています。

メニューはぜんざいやあんみつなど、種類が豊富です。パフェだけでも種類がたくさんあり、どれにしようか迷ってしまいそうなほど。メニューはどれもおいしそうでしたが、お店の名前を冠した『都路里パフェ』を注文することにしました。

窓からの景色を楽しんでいるうちに都路里パフェが運ばれてきました。都路里パフェには抹茶ゼリーやほうじ茶ゼリー、抹茶アイスに抹茶のホイップクリームと、京都のお茶屋さんらしい素材がぎっしり！その他様々な和の素材がたっぷりと入り、まさに京都スイーツの王道とも言えるパフェです！

おいしいパフェを堪能した後は京都駅ビルから徒歩20分程度のところにある東寺（教王護国寺）で行われている夜間特別拝観（ライトアップ）に足を運んでみることにしました。東寺には国宝の五重塔があり、東寺の象徴のような存在です。東寺近くの交差点からライトアップされた五重塔が少し見えました。

境内に入ると、紅葉した木々が美しくライトアップされ幻想的な世界が広がっていました。五重塔もどこか神秘的で、その姿にすっかり魅了されてしまいました。平日だったにもかかわらず多くの人が訪れていて、一様に五重塔や紅葉を写真におさめていました。

境内にある大きな金堂に入ってみることにしました。現在の金堂（国宝）は桃山時代に建てられたもので薬師如来坐像などが安置されています。薄暗いお堂の中は荘厳な雰囲気が漂っていました。夜の拝観は昼間に拝観するのとは全く雰囲気が違います。

また、金堂の隣の講堂にも入ってみました。こちらの講堂（重要文化財）は室町時代のものです。内部は大日如来を中心に仏像がたくさん配置されており、これは曼荼羅を立体的に表現したものとなっています。見ごたえ十分でした！

京都駅ビル内には都路里のように京都の有名な甘味処や飲食店などが店舗を構えています。お土産店もたくさんあり京都土産を選ぶ際にも大変便利です。京都旅行の際にはぜひ京都駅ビルもチェックしてみてください！また、京都駅ビルから徒歩で行ける寺社仏閣もたくさんありますので、ぜひ足を運んでみてください。