東山七条にある日本茶専門店の清水一芳園の和カフェ（茶処一祥）で本格抹茶パフェを堪能

東山七条付近には三十三間堂や智積院（ちしゃくいん）、泉涌寺、京都国立博物館などがあり、一年を通じてにぎわいを見せている人気のエリアです。その東山七条エリアにある日本茶専門店『清水一芳園』（しみずいっぽうえん）には絶品の抹茶パフェがあると聞き、七条通りを通って行ってみることにしました。七条通り沿いにある京都国立博物館では琳派誕生400年記念の展覧会が開催されていて、多くの人が訪れていました。

七条通りの東の突き当たりには智積院があります。抹茶パフェを頂く前に寄ってみることにしました。智積院は真言宗智山派の総本山です。収蔵庫には国宝に指定されている長谷川等伯・久蔵親子の『楓図』や『桜図』などの障壁画が収蔵されています。

境内に入ってみました。境内は広くて静かで、散策するのに最適です。紅葉が少し始まっていて、予定外の紅葉狩りをすることができました。ここは人が少なめですので紅葉の穴場かもしれません。

智積院には利休好みと伝えられる名勝庭園がありますが、あいにく改修工事中とのことで入園は次の機会にすることにし、さらに境内をゆっくり散策しました。金堂に掛けられた五色幕の彩りと紅葉の彩りがベストマッチで感動しました。こんなにも美しい境内を無料で散策できるなんて最高の気分でした！

智積院を後にし、今日の目的地である清水一芳園へと向かいました。お店は車や人通りの多い東大路通りに面してありました。日本茶専門店らしく緑色の暖簾が印象的です。ちょうどお昼どきで、お店の中の和カフェ（茶処一祥）にはランチメニューもあったので、抹茶パフェと一緒に昼食もとることに・・・

店内は明るくスッキリとした印象で、日本茶専門店というだけあり、様々な日本茶が販売されています。また、美しい茶器や和雑貨など、お土産にしたら喜ばれそうなものがたくさん並んでいました。

茶房コーナーの茶処一祥には窓際席やカウンター席がありましたが、自然光の差し込む窓際の席を選び着席。お昼どきとあって、店内はにぎわっていました。抹茶パフェは食後に注文することにして、まずはランチメニューから勝浦天然まぐろ丼を注文。楽しみに待つことに。

まぐろ丼が運ばれてきました。ゴロっと大きめにカットされた天然まぐろがたっぷり乗っていました。生卵も付いて、味の変化を楽しめます。まぐろは下味が付けられているので醤油をかけなくてもそのままで十分おいしく、あっという間に完食です！

食後のデザートということで、いよいよお目当てである抹茶パフェを注文しました。注文した抹茶パフェは『ちょっと清水パフェ』という名前のハーフサイズのものです。ハーフサイズですので、ほんのちょっとの量かと思いきや・・・。器の中身は盛りだくさん！抹茶アイスに白玉、抹茶ようかんなど様々なものが入り、粉末の抹茶が上からたっぷりとかけられていて濃厚な抹茶パフェに仕上がっていました。

さすが日本茶専門店の手掛ける抹茶パフェでした。おいしさの余韻に浸りながらお店を後にして周辺を散策。お店のすぐ近くにはお堂に千体もの観音立像が並んでいることで有名な三十三間堂があります。朱色の塀が鮮やかで印象的です。多くの観光客が訪れていました。

三十三間堂、智積院など有名寺院のある東山七条エリアは京都駅からのアクセスも良く、エリア全体的に広々とした印象でゆっくりと観光するのには最適です。飲食店やホテル、京都ならではの和雑貨のお店などもありますので、ぜひ一度足を運んでみてください。