一乗寺に店を構える一乗寺中谷の絹ごし緑茶てぃらみすは和洋折衷の絶品新感覚スイーツ

今日はずっと気になっていた京都市左京区一乗寺にある『一乗寺中谷』の絹ごし緑茶てぃらみすを求めて一乗寺へと向かいました。その前に、一乗寺中谷の近くには曼殊院門跡があるので、先に立ち寄ることにしました。曼殊院門跡は比叡山の南西麓にあり、枯山水の名勝庭園があることで有名です。

靴を脱ぎ、書院の廊下を通って名勝庭園へ。庭を見た途端、あまりの美しさに言葉を失いました。枯山水の庭には立派な松やツツジなど様々な植物が植えられており、天気も良かったので緑がより一層際立っていました。書院の廊下の赤いじゅうたんとの色のコントラストも綺麗でした！

曼殊院門跡には名勝庭園の他、書院や展示物、中庭など見どころがたくさんあります。手が届くほどの位置に展示されている国宝や重要文化財には驚かされました。見終えた後、曼殊院門跡周辺も散策。一部紅葉が始まっている木々があり、本格的な紅葉シーズンも間もないことを感じました。

自然の美しさを味わった後は、いよいよ今日の目的地である一乗寺中谷へと向かいました。曼殊院門跡からは車で5分程度でした。一乗寺中谷の店構えは落ち着いた雰囲気の和菓子屋さんという感じです。

和菓子職人のご主人とパティシエの奥様が経営されており、和菓子と洋菓子、また、和洋折衷のお菓子など店内には種類豊富に商品が並んでいます。和菓子中心のショーケース、洋菓子中心のショーケースに分かれており、和菓子のショーケースには大福や栗むし羊かんなどが並んでいました。

洋菓子のショーケースにはシュークリームやケーキなどがたくさん並んでいました。豆乳プリンなど、和の素材を使用した商品も並んでおり、今日のお目当てである絹ごし緑茶てぃらみすもこちらのショーケースに並んでいました。

店内にあるカフェコーナー（茶家）で絹ごし緑茶てぃらみすを注文しました。カフェコーナーは落ち着いた和の甘味処という感じで、リラックスタイムにぴったりです！

壁には能面がディスプレイされていました。この能面があるだけで、和の茶房の雰囲気をより一層高めているように感じました。また、美しい能面は大人の空間も演出するように思います。

お店全体の雰囲気を観察しているうちに絹ごし緑茶てぃらみすが運ばれてきました。アルミホイルに包まれていて、白い生クリームに四粒（三種）の豆が乗っています。和洋折衷のスペシャリストが作る枯山水の庭をモチーフにしたティラミスは見ているだけで癒されます。インターネット販売では1ヶ月以上の待ちとなっているようです。

スプーンですくってみると、きれいな抹茶色のムースときめ細かいスポンジケーキが！絹ごし緑茶てぃらみすには白あんやチーズの一種のフロマージュブラン、緑茶シロップなど和と洋の素材が使用されていますが、違和感なく和と洋が一体となって見事なコラボレーションです！甘さが控えられ、まさに絹ごしのような繊細な味です。お茶の香りも上品！

和菓子職人のご主人とパティシエの奥様が生み出す和洋折衷の新感覚のスイーツは一乗寺中谷ならでは。わらび餅に生クリームが乗ったざるわらびというお菓子も人気があります。お店周辺には先ほどの曼殊院門跡の他、詩仙堂や圓光寺などの観光名所がいくつもあります。散策と合わせてぜひ訪れてみてください。